ガールズ&パンツァー 大洗女子 戦車・車両一覧

大洗女子学園の戦車・車両一覧

 

四号戦車D型

四号戦車

主人公以下あんこうチームが搭乗する主人公機。

ドイツ軍には動物の名前を使った愛称が付けられた戦車が多数存在する(通称アニマルシリーズ)が、残念ながら本車にはそのような愛称はない。

しかし、一部からはワークホース(軍馬)と呼ばれ、終盤までドイツ軍を支え続けた名戦車である。

 

当時の主力戦車として三号戦車が作られ、四号戦車はその支援車両として開発された。

大戦中盤までは三号戦車を主力として戦ってきたが、戦車の進化が進み、T-34が登場する頃には三号・四号ともに陳腐化してしまった。

ターレットリングが小さく、口径の大きい砲へ換装できなかった三号戦車はここでリタイアとなった。

しかし、ターレットリングに余裕を持たせて設計していた四号戦車は75mm長砲身に対応する事ができ、三号戦車に変わって主力戦車的存在となった。

キット一覧

タミヤ製

パーツ数が少なく、精度が高い組み立てやすいプラモデル。

プラッツ製

パーツ数が多く、離形剤落としなどが必要。パーツが多い分細かい作りになっている。

ガルパンパッケージには各高校のデカールが付属する為、アニメ仕様の再現が可能

 

四号戦車D型改(F2型仕様)

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四号戦車はA型からJ型までのバリエーションが存在する。

F型までは装甲や足回りなどの改修が行なわれたが、F2型で初めて砲身の換装が行なわれた。

それまでの75mm L/24(この数字は砲身の長さを表す。この場合、75mm×24=1800mm)から75mm L/43へ変更されたことで、T-34の装甲を貫通することが可能になった。

本編では、アンツィオ戦前に戦力増強の為学園艦内を探索していたところ、物干し竿と化していた長砲身を発見した。

プラウダ戦前に四号戦車の強化に使われ、史実同様 T-34との戦いで活躍した。

キット一覧

プラッツ製

ドラゴン製

プラッツのガルパン車両のキットの製作元。プラッツ版のキットはガルパンのデカールが付き、組み立てやすいようにパーツ数が調整されていたりする。

 

四号戦車D型改(H型仕様)

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J型はH型を生産簡略化したモデルなので、H型が事実上四号戦車の最終モデルといえる。

F2型から大きく変わった点と言えば、シュルツェン(補助装甲板)の追加である。

このシュルツェンは、元々は対戦車ライフルから車体や乗員を守る為に付けられた。

その後、シュルツェンは空間装甲的な働きをし、HEAT弾に対しても有効だという事が分かった。狙撃手のいない戦車道でシュルツェンを追加した理由はその為だと思われる。

本編では、決勝戦を前にF2型からバージョンアップされた。

車体カラーの変更とシュルツェンの追加でシルエットが変わり、重戦車のようなどっしり感が生まれた。実際、シュルツェンを装備した四号戦車をティーガーと誤認する敵兵が続出したそう。

実車ではF2からさらに長砲身(75mm L/48)になっている。特に言及はされていないが、設定資料上ではあんこうチームのH型仕様もL/48になっている。

キット一覧

プラッツ製

内部再現仕様

内部機構まで再現したモデル。車体の一部がクリアパーツになっている為、完成後に中を覗けるようになっています。

 

38(t)戦車 B/C型

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生徒会三人組のカメさんチームが乗る戦車。

大戦初期に運用された軽戦車の為、装甲・火力ともに乏しいが、路上最高速度が42km/hと速く、フラッグ車や偵察車両として活躍した。

特に、小回りの良さと投影面積の小ささを活かしたプラウダ戦での活躍は必見です。

 

38(t)改(ヘッツァー仕様)

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黒森峰戦前に、ヘッツァー改造キットを使ってヘッツァー仕様となった38(t)。

史実では、三号突撃砲を生産していた工場が爆撃で稼働停止となった為、チェコスロバキアのBMM社に生産が打診されたが、設備上三号突撃砲の生産に対応できなかった。

その為、コンペの結果不採用になっていた38(t)新型の足回りを流用し開発したのが軽駆逐戦車ヘッツァーである。突貫工事ではあるが、製造コストが安く、攻撃力に優れた戦車である。

 

ガルパンとコラボしていた戦車ゲームwotにも登場する。

強い傾斜のついた前面装甲は強固であり、開発により搭載できる10.5cm砲から放たれる榴弾は同tierの戦車を軽くスクラップにする。

装甲は前面以外は薄いが、エンジンを換装する事で旋回能力が強化され、ある程度カバーできる。

平地ではそこそこの機動力を発揮する為、状況に応じての陣地変換が可能。

隠蔽力が高く、車体が低い為待ち伏せに適している。

以上、wotのシステムを理解している人間が使うと驚異的な戦闘力を発揮する。

KV-1と共に初心者の前に立ちはだかる壁となっている。

キット一覧

プラッツ製

 

八九式中戦車甲型

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本車両は中戦車である。

※中戦車である。

アヒルさんチームが搭乗する本車両は、歩兵支援用に開発された戦車である。

当時は戦車対戦車を想定していなかった為、対戦車能力は皆無に等しい。

自動車部の手により機動力が大幅に強化されている為、もっぱら索敵やフラッグ車として運用される。

チームの練度は大洗一と言われており、八九式の砲が通じるCV-33戦では、そのスペックの高さを存分に発揮させた。

キット一覧

ファインモールド製

大戦や戦後の日本の戦闘車両をメインに製作しているメーカー。

パーツ数はタミヤよりやや多い程度。日本メーカーの為精度がよく組み立てやすい。

戦車に限らず、ファインモールドしか扱っていないキットが多数ある。

是非オイ車の1/35版を作って頂きたいものです。

通常版

 

三号突撃砲F型

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歴女カバさんチームが搭乗する戦車。

三号戦車の車体を流用して作られた本車両は、砲兵支援目的で開発された。その為砲身は短砲身を使用していたが、F型からは長砲身となり、対戦車車両として本格的に運用される事となった。

四号戦車の項目で触れたが、三号戦車はターレットリングが小さい為、口径の大きい砲を載せることができなかった。

三号突撃砲は、回転砲塔・ターレットリングを廃することで口径の大きい砲に対応することができた。

ポルシェティーガー参加までは大洗で最大の火力を持ち、車体が低い為待ち伏せに適した車両である。

歴女チームはそれぞれ得意分野への知識が深く、含蓄ある言葉を放つこともある。

練度も高く、劇場版ではCV33ターンを砂浜で披露・成功させた

キット一覧

 

M3中戦車 リー

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うさぎさんチームの乗る中戦車。

砲が二つあり、主砲が75mm砲(車体に付いている方)副砲37mm。

対戦車戦を見据えて、回転砲塔に75mm砲を搭載した戦車の開発を行なったが、完成までに1年以上かかると予想したアメリカ軍は、つなぎとして限定的に旋回できる75mm砲を備えた戦車を作った。それがM3中戦車である。

当初はイギリス軍で使用された。当時のイギリス軍の戦車は榴弾に対応していなかった為、徹甲弾・榴弾両方が撃てるM3中戦車は重宝された。

イギリス向けに生産された物をグラント、アメリカ向けに生産された物をリーと呼称する。

黒森峰戦での活躍から重戦車キラーを自称する。

キット一覧

プラッツ製

 

ルノーB1bis

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風紀委員3人のカモさんチームが乗る戦車。

新戦力の為学園艦内を探索していたところ、沼に放棄されていた。

bisは「第二」という意味。B1BbisはB1重戦車二型ということになる。

そど子は負けず嫌いなのか、割と突撃している場面が多い。

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 タミヤ製

2019年10月現在、B1bisのガルパンキットは販売されていません。

幸い組み立てやすいタミヤからキットが出ている為、モデルカステン等からデカールを購入すれば再現は容易です。

履帯は連結履帯。作るのは手間ですが、完成後のクオリティはベルト式履帯とは比べ物になりません!

 

ポルシェ・ティーガー

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学園艦の奥深くに眠っていた重戦車。

コンペの末ティーガー1に敗れ制式採用されなかった戦車。

コンペの結果前に車体は100両分製作されていた為、重駆逐戦車エレファントに流用された。

「エンジンを用いて発電し、その電気でモーターを動かし稼働する」という、当時としては革新的な戦車だった。

しかし、重戦車を動かすには強力なモーターが必要となり、その電力を賄う為のエンジンも高出力の物が必要となった。モーターのトルク不足やエンジンのオーバーヒートなど駆動機関に致命的な欠点を抱え、さらにモーターには戦略物質である銅が大量に必要など、様々な要因が重なり不採用となった。

なお、ドイツ重戦車は総じて変速機に問題があったが、ポルシェティーガーは電流の強弱で出力を調整できる為、そもそも変速機を搭載していない。実際に運用されたエレファントでは操作性の良さを評価されている。

 

本編では大洗で攻守ともに最強の車両である。

エンジン・モーターの問題も自動車部の手で解決しており、安定した走行能力を見せる。

さらに、戦車道にはモーターの規定が存在しない為魔改造されており、対戦相手を驚愕させるほどの加速力を持っている。

キット一覧 

プラッツ製

もともとプラッツはサイバーホビー製のキットをガルパン仕様として販売していたが、サイバーホビーのキットは砲塔がティーガー1の物になっており、ガルパンのポルシェティーガーのような特徴的なモヒカンがなかった。

これはポルシェティーガーの車体を再利用して実戦に投入された車両を再現した為であって、サイバーホビーが間違えていた訳ではない。

問題は、プラッツがその違いを考慮せずにガルパン仕様と銘打って販売した事である。

結果、プラッツにヘイトが集まった。砲塔を再現する為のパーツをグレートアップパーツとして後日販売したが、供給量が足りず、不完全なキットのみが流通している状況になった。

5年ほど後、アミュージングホビーで試作砲塔型のキットが販売され、それを元にガルパン版としてデカールを付けたキットがこれである。

 

 

三式中戦車(チヌ)

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ゲーマー3人で組んだアリクイさんチーム。

駐車場で自動車に紛れて見逃されていた三式中戦車を回収・搭乗する。

初めての試合が決勝戦となってしまったが、練習不足が否めなく、戦車の操縦レバーを満足に動かせないほど。

やっと動かせたと思ったら勢い余ってバックに入ってしまう。

結果的にはフラッグ車を守ることができたがそこで退場となってしまった。

結局は空気のまま本編は終了してしまったが、劇場版では一転、強力な個性を得る。

三式中戦車は大戦終盤に開発された戦車。

M4シャーマンに対抗する為に作られた本車だが、完成した頃には日本は輸送能力が激減しており、結果本土に死蔵することとなった。

開発にあたり、M4シャーマンを貫徹しうる90式野砲が主砲に選ばれたが、開発期間短縮の為、野砲をほぼそのまま載せた形になっている。

そのため、駐退復座機が露出していたり、砲弾の発射には引き金ではなく拉縄が用いられた。

キット一覧

ファインモールド製

通常版